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君の声が守ってくれる
遂に、遂に来てしまった。 画面越しに見るだけだったあの場所に。 ホムラは、降り立ったのだ。 (で、デカイ……!) 聳え立つのはカラフルなフラッグで飾られた豪華なスタジアム。 大会はエオス島のスタジアムで開催されることもあるが、他地方のスタジアムを貸切で開催された事例もしばしばだ。今回もその一例であると言えよう。 ここ最近は戦績が振るわずプロトレーナー達からもドラフトで選出されないことがほとんどだったが、ホムラだってエオス島にやって来てから一度も大会に呼ばれたことが無いわけではない。とはいえ久しぶりであることは確かだ。 大きなスタジアムに、グッズを手にした道行く人々。彼らのざわめきと共に盛大なファンファーレがスピーカーから鳴り響く。 この希望と興奮に満ち溢れた空気を再び吸うことが出来ようとは、誰が予想出来ただろうか? 全ては自分を支えてくれた友人な仲間のお陰だ。彼らが自分を呼び戻してくれたから自分はまだエオス島の選手として戦っていて、大会への選出権を奪い取ることだって出来たのだ。 そう、恩人と言えば… (そういや、ライド達はチケット買えたって言って
7月12日
伝えたいのは
「なぁ、ライド」 「ん?どうしたんだ?」 ボロボロになったスタジアムを改装すべく、瓦礫や倒れた木々を退かしていたホムラは、隣で同じように倒れた看板を抱え上げたライドに声を掛けた。 「…その、さ。今更かもしれないけど…俺は知らない世界に迷った時にお前に助けられたし、スタジアムの問題もお前含めた救助隊に助けられたし……そして、こうして今もお前達が助けてくれるおかげで片付けがスムーズに進んでるんだ」 「?おう、そりゃあオレ達は救助隊だからな!困ってるポケモンがいたら助ける…それがオレ達の成すべきことだぞ!」 「……うん、知ってるよ。沢山目の前で見てきたから」 ホムラは救助隊の元で世話になっていた時、彼らの任務に同行することもあった。ホムラは選手として選ばれただけあり戦闘能力は高かったが、「誰かを助ける」という点では全く経験が無かった。 助けるというのは、とても難しい。 相手が望んでいるか否か、正しい結果を招くか否か…様々な判断の上で"救助"を行わねば、最悪の場合は自体を悪化させることもある。 「…だから、お前達には感謝してるし同時に尊敬もしてる。お前達
7月12日
ちびっこ
エオス島の選手にしか体験出来ないものがある。 それが────── 『上レーンはヒトカゲとピッピ、中央レーンはアブソル、下レーンはミライドンとカビゴン………本試合を魅せてくれる紫チームのポケモン達の入場だ!』 そう。進化前の姿に戻ることである。 選手ライセンスの取得審査に参加するには最終進化を遂げていることが条件であるが、ゲームでは何もスタート時から最終進化の姿を見せれるわけじゃない。 進化前の姿から始まり、スタジアム内に生息する野生のポケモンや敵チームのポケモンを倒すことでレベルを上げ、進化をする。その流れで新たな技を覚え、強くなっていく……これがユナイトゲームの一つの特徴だ。 だから普段は地面から足を話して行動することが出来るホムラも、この時ばかりは二本足を使って地面を蹴らなければならなかった。 ──────そう。とどのつまり、選手達は嫌でも幼少期の自分の姿を観客に見せねばならないのだ。 観客からすれば、"子供"とも言える小さなポケモン達が頑張って敵を倒し戦う姿は微笑ましいものだろう。まぁ中には進化しないため序盤から可愛らしくない伝説とか、妙に
7月12日
※ホムイドR18詰め
※未成年の方は閲覧禁止。別ページに飛びます。 なんでもありなので閲覧の際は自己責任でお願いします。 ▶love potion neta ▶健康診断ネタ
7月12日
抱っこさせて!
ライド 「なあなあ〜〜〜少しくらい良いだろ〜!」 ホムラ 「お前も大概しつこいな!やらないって言ってるだろ!」 ライド 「やってくれないと噛みつくからな!がお〜!」 ホムラ 「それ全然怖くないからな」 カーニャ 「あの二人はさっきから何を言い合ってるのかにゃあ?」 ジャンク 「どうしてもヒトカゲ姿のホムラを見たいんだと駄々こねてな…先日ピカ様とやらにこっぴどく叱られたってのに懲りない奴め…」 カーニャ 「ああ〜なるほどお、てっきり痴話喧嘩かと思ったぜえ」 ホムラ 「誰が痴話喧嘩だ!」 ジャンク 「地獄耳…」 ホムラ 「大体見たところで何になるんだ」 ライド 「高い高いしたい!」 ホムラ 「それは要求だろうが!!」 メン 「ライド、あまりホムラが困る事はするんじゃない」 ライド 「だ、だってえ…」 カーニャ 「お〜、急に大人しくなったにゃあ」 ジャンク 「流石メンさんだ」 カーニャ 「何でアンタがドヤ顔するんだよお」 メン 「ふふふ、確かに幼きホムラは大変可愛らしく抱っこしたい気持ちは分かるがな」 ホムラ 「め、メンさんまで…!?」 ジャンク 「メ
7月12日
救助隊としてキミを守ること
Game Set!の合図と共に鳴り響くホイッスルの音。ドーム上のスタジアムを囲うようにして並ぶ席で観客達が歓声を上げる。 「く〜〜〜!燃える勝負だったな〜!」 そんな中席から立ち目を輝かせ試合後退場していく選手達を見送る活発なリザードンのライドがいた。ライドは友人である同じくリザードンのホムラがこのユナイトバトルに出場している為全力で応援していたのである。勝敗はホムラがいるチームの勝利だったのもあって余計に嬉しそうにその場をピョンピョンと跳ねる。 「ライド、興奮するのは分かるが席に座れ。後ろの席の人の邪魔になる」 すると隣の席で同じく見守っていたバンギラスのジャンクがまるで弟を叱るような態度でライドへ指摘する。言われたライドはハッとしてぴゃっと即座に着席。なんとも微笑ましい光景に逆側の隣に座っていたフーディンのメンは笑みをこぼした。 ライドを挟んで座ったままジャンクとメンは話を続ける。 「ホムラの動きも救急隊やってた時よりも機敏だよな」 「そうだな。ユナイトのルールに沿っているのもあるだろうが、私達の世界とは随分と違うように思える」...
7月12日
歓迎
ホムラくんがポケモン広場に来てから数日後辺り ──────────────────────── 「よっホムラ、バトルしようぜ!」 「断る」 いつものように元気な声で勝負の申込みをするもののいつものように呆れた声で一掃される青年ライドは断られても対して傷付いた様子もなく、ヒラヒラと熱を帯びた帯を揺らしながらそのままホムラと呼ばれた黒と青がメインの衣服をまとう青年の隣に立ち雑談をし始める。この光景も此処ポケモン広場では数日間で大分馴染んだものだ。 彼、ホムラがこの世界に訪れたばかりの時はとある噂で持ちきりだった。 『青いリザードン』と。 此処は通常ニンゲンが介入出来ない…いや、ニンゲンと境界線が張られているポケモンのみが住まう世界。山あり谷あり、マグマや氷山ありとあらゆる環境が集結し中でも此処ポケモン広場は中心部に近い存在であり、ポケモン救助隊がよく集う場所でもあった。 ポケモン広場には郵便も取り扱うペリッパー連絡所もある。ペリッパー連絡所は困ったポケモン達の情報が集まる場所で、通常此処にある掲示板やペリッパー達から届く依頼主の手紙から救助に向かうの
7月12日


7月12日
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