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ルイアニェ/監視という名の暇つぶし
「おうおうそこの性悪強欲神、N様の通行の邪魔だどけ」 「ああん?誰かと思えば金魚のフンの如く仮面に付きまとうストーカー野郎じゃねえか」 「ストーカーはてめえだろーがこのサイコパス!!俺様はれっきとしたN様の忠実な補佐だ!!!」 此処はジュピターをはじめ神様や神子達がいる神殿。…の廊下でばったりと出会う。 総じてReisetuと呼ばれる世界から訪れた同じく神様が二人。その内の一人、破壊神ノイズがジュピターに噛み付くようにして難癖付けていた。 N様と呼ばれたもう片方の人物、創造神Nは二人のいがみ合いを日常茶飯事のように受け入れていて笑顔で聞いている。面倒そうな様子で受け答えするジュピターの態度にますますノイズは激怒した。 「っるせーなあ、此処はてめえみたいなガキが来る場所じゃねえんだよ。さっさと失せな!」 「はん!心が狭え神様が上官とは部下の苦労が見えるぜ、言われなくともN様が此処に用が無けりゃこんな場所にわざわざ来ねえよ!」 「何の用だよ仮面」 「いや?特にこれといった用事は無いな」 「えっ。…N様が足を運んだだけでもありがたいと思え!!」 「開き
2月9日
ルイアニェ/信頼
夢を見た。 吸血鬼の噂を口にする者達の視線の先。そこには屍の山の上にぽつんと一人の少年が立っていた。 べったりと返り血を浴び、赤黒くなった両手で大粒の涙を拭い続ける少年。少年の顔もまた、爪でこすった後がついていく。 わんわんと泣くその背中は小さく、無数の手が指をさし示し罵倒...
2025年9月1日
ルイアニェ/無感情な天使様
ピチチ…と小鳥のさえずりと柔らかな風の音がステンドグラスをすり抜け日差しと共にふわりと舞い落ちる。 暖かな気温を受けながらとある小さな教会の最奥にある祭壇で両手を組み静かに祈りを捧げる青年がいた。青年と少年の間の年齢に見える彼は中性的な顔付きで肌も白く、儚げな雰囲気を持つ。...
2025年6月17日
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