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「────あ?」 白。そこには壁も無く、行き止まりも無く、足場も何もかも白く青い世界が広がっている。白い世界で何を想いそこで泳いでいるのか。頭上を見上げれば熱帯魚、海月、鯨、シャチ、鮫といった海の生きものたちが通り過ぎ、足元を見降ろせば青く白い無数の花々が咲き誇っていた。 彼ジュピターは少しの間考える。これは夢なのか。現実なのか。 生憎彼創造神はシンフォニアにこのような空間を創った記憶は無い様子。しばらく歩いて見渡しても広がる世界は新鮮であり、しかしどこか懐かしさを感じさせる不思議な場所だった。 夢であるのならば心地良くも居心地の悪い"矛盾の巣窟"を楽しむべきか。いつ覚めるか分からない場所で珍しく騒ぎ立てる神子達や神の街にいる住人達の声が聞こえる事も無い静けさを堪能していると、ふと行く先で見覚えのある背中を見る。 「誰かと思えば。これはお前の仕業か?」 そうジュピターが問うが白いフードをかぶった存在は振り返る様子もなく立ち尽くしている。聞こえてなかったにしろ反応が無い事に訝しげに眉を寄せた彼は大股で花を荒らしながら奥へと進みやがて見知った存在へ手
5月15日
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