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ワザ呼/紹介

ポケモン広場に立ち寄るワザワイ&呼笛ちゃん


オウジ「あっワザワイ!もう、君があちこち出掛ける理由は分かってるけど少しは一つや二つの報告くらいしてよね!……って、ん?」


プク「あれ、そちらの方は?」


ワザワイの姿を見るやいなや近付いてきたポケモン達から注目を浴びる呼笛ちゃんはキョロキョロと皆を見渡した後、ぺこりと頭を下げ挨拶をする。


呼笛ちゃん「は、はじめまして!呼笛です。仲良くしてくれると嬉しいな」


プク「はじめまして。ポケモン広場にようこそ、呼笛。僕はプク。こっちはオウジとクロス、そしてフェルマータだよ」


オウジ「よろしくね!」


クロス「……ッス…」


フェルマータ「わあ、綺麗な髪の色ですね。よろしくお願いします!」


紹介された二人も呼笛ちゃんを歓迎する。


オウジ「ちょっとワザワイ、黙ってないで君も何か言ったらどうなのさ。…あれ?もしかして呼笛も救助隊に興味があって来たのかい?」


呼笛ちゃん「あ、いえ!私は────」


ワザワイ「嫁だ」


呼笛ちゃん「!?え、ええ…!?わ、ワザワイさん…!?」


オウジ「……………え」


オウジ・プク・クロス

「「「えええ!?!?!?」」」


フェルマータ「そうだったのですね、おめでとうございます!」


オウジ「いやめでたい事なんだけど急過ぎない!?いつの間に彼女いたの…!?」


ワザワイ「…………」


クロス「答える気無さそうだな…」


プク「あはは…ワザワイらしいね…。でも話してくれたって事は僕らを信用してくれてるって事だよね」


ワザワイ「……呼笛」


呼笛ちゃん「…ワザワイさんがこんなに堂々と人前で私の事を話してくれるなんて、びっくりしちゃった」


ワザワイ「………この広場は安全だ。ワタシが保証しよう。…分からない事はこの者達に聞くと良い」


呼笛ちゃん「うん…分かった」


ワザワイ「………。オマエが料理を担当するなら、前より共にする機会が増えるだろう」


呼笛ちゃん「!わ、私やります!料理も上手くなってみせるから…!」





クロス「あ…あのワザワイのあんな穏やかな表情見た事無いぞ…」


オウジ「ボクとプクよりイチャついてるう……」


プク「?」


クロス「お前は強く生きろ…」


フェルマータ「ふふ、それほど大切な方なのでしょうね」


プク「そうだね。…よし!じゃあ今日は呼笛の歓迎会をしようか」


フェルマータ「素敵です!広場のポケモン達も呼びましょうか」


クロス「もう実質結婚式だな」


その日の夜は花びらが舞う賑やかな歓迎会になったとさ。おしまい。

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