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Reisetu世界の魔界にある地獄森。そこには鬼族ランと弟ソンの二人が潜み、迷い込む獲物を食料にしていた。
ある日ランは彷徨う禍津を目撃。誘惑の為声を掛けると彼は神の存在であると告発。禍津は異世界からの迷い神だった。
Reisetu世界の魔界の隅に存在する地獄森には鬼族の生き残りであるランと弟のソンの二人が潜み、迷い込む人間や妖怪を食料とし生き長らえていた。 ある日ソンを留守番させ獲物を探していると見慣れない高貴な雰囲気を持つ禍津を発見。誘い込む事を目的に声を掛けると彼は凶事や災害、疫病、厄病などを司る禍津日神の存在であるらしく、聞き慣れない神様の内容と強者の予感にランは興味を持つ。
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📝地獄森は妖怪の死骸を送り込む溜まり場で鬼族の住処がある為立ち入り禁止区域としているが、物好きや知らずに迷い込む者も少なくなく大体は鬼の餌となっている。
魔王により強力な結界が張られている為鬼族のランやソンは通常外に出る事が出来ない。
紅月という鬼を探している間にいつの間にか此処に迷い込んでいた禍津。この世界での鬼族の生き残りは自分達のみだと思っていた為ランは驚き、そして話を聞く内異世界からの来訪者の可能性を考える。 ランは退屈凌ぎと獲物として鬼族の跡地へ案内し、地獄森からの脱出先は教えず飽きるまでしばらく付き合う事にする。 禍津は地獄森からの脱出法を探すついでにラン達の獲物捕獲にも協力。禍津が人間や妖怪の要望を聞き等価交換として寿命をいただき、肉体はラン達が捕食するのがデフォルトとなる。 お供えや寿命を食料にする一面や身体能力など禍津神としての実力を何度か目の当たりにした事でランは彼が話す神の立場が事実である事を確信し始める。彼を獲物にするには少々厄介である事も。
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📝ソンは姉が自分以外に興味を持つ事を許さず、禍津をかつて鬼族が住んでいた跡地に入れることも最初は警戒し反対して いた。獲物にする事を条件に渋々承諾している。
想い人(千魔)の情報を掴み探す途中地獄森に迷い込んだ研究員リュウキがランとソンに襲われる。ソンが掴み掛かった際彼が所持していた鞄の中身が散乱。 混合された薬物が試作段階の転送魔術道具にかかりそこにソンの魔力が注ぎ込まれた事により効力が予想外のものへと変化。 時空に小さな亀裂が走りワームホールが発生しソンが巻き込まれ消える。 ランは激怒し謝罪するリュウキを攻撃するが、彼は不死身(ゾンビ)である為殺める事は出来なかった。 リュウキが研究員である事から元の世界に帰還出来る手掛かりを持つ可能性を考えランを一旦落ち着かせようとするが、彼女の怒りは収まらず。 本気になったランと相手をする事になり、邪神と鬼の戦いは魔界を揺るがす程の攻防戦となった。 一週間ほど経ちようやくランが力尽き大人しくなり始めた頃、魔界を揺るがしたとしてReisetu世界の死神・説実が様子を見に来る。 双方の事情を聞いた説実はよそ様の神を元の世界におかえりいただく為、壊れた転送魔術道具を完成させ禍津へ実行するようリ ュウキとランへ試練を与える。 ランは断りを入れるが説実はソンの命は無事である事、協力すればソンを帰還させる事を条件に含めた為渋々承諾。
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📝説実は神様の立場である為異世界にいなければ召喚などでいつでも民を呼ぶ事は出来る。だが今回説実は神の力は利用せず。
魔界を揺るがし地割れや災害など周囲に被害を及ぼしたラン達への罰でもあり、鬼族らにとっての試練でもある。
試作段階の道具は壊れほぼ作り直しであり、材料を揃え実験を繰り返す必要があった。 そこで説実はランへ殺める事を禁じた上で一時的に地獄森の外に出る事を許可。 禍津には見張り役として同行してもらい、リュウキ含めた三人で材料集め の旅に出る事になる。
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📝実験の際は危険が及ぶ可能性がある為しれっと説実が姿を現す。監視はいつでもされていると判断して良いだろう。
☑memo
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リュウキが手掛ける転送魔術道具完成を目指し材料集めに協力する事になった禍津とラン。 地獄森から外に出る事を許可されたランは初めての外に興味を示す。 しかしその興味は好奇心だけではなくかつて鬼族を追いやり住処を燃やした人間や妖怪に対しての復讐劇を図るためのものだった。 強い恨みを持つランは説実の条件を守り改心したところを見せる事で騙し、ソンを取り戻し次第無差別虐殺を考えていたのである。
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📝リュウキも鬼族の噂は知っている上に禍津は異世界の邪神である為いつこの二人が裏切るか冷や汗ものだった様子。
転々と街や村を潜りながら旅を続ける一行。 ランは非道な行動が目立つ一方禍津は気まぐれで彼女に加担する為人間や妖怪が怯えないようフォローして回るリュウキの姿が日常茶飯事となった頃。殺める事を禁止されている今のランの食事は人間や妖怪が食すものであり、それを断固として口にしない日々が続き徐々に魔力が枯渇し弱っていた。 何度目かの宿泊の際ランが空腹のあまり寝付けず個室で魘されていると禍津が魔力補給に来る。 散々な目にあったランは後日体調改善の為ようやく人間が用意した朝食を食べ始め、徐々に食文化を受け入れる。
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📝魔力補給
Reisetu世界では魔力が枯渇した場合補給する必要がある。普通に生活した際に消耗した魔力程度であれば睡眠と食事で補えるが、魔術を使用した際はその分魔法薬や体液で補う。枯渇した状態が続くと最悪死に至る。
鬼族は人肉を食らう事で血液と共に補っていた。
人肉以外も食せるようになった頃。鬼族を知る妖怪の一人が魔王により駆逐された下等生物として煽り、その声は集団となって浴びる事になる。 恨みを掘り返され怒鳴りながら話すランによる鬼族の過去の惨状はリュウキにとって初めて聞くものであり、どちらが悪か考えるようになる。 殺せば説実の条件を破る事になり、禍津としては帰還する手段を失う為止める。 一人で頭を冷やしていた最中禍津がランの元へ訪れ己も人間に虐げられた過去がある事、復讐劇の幕を上げるのなら手を貸す事を話す。 双方の話を聞いていたリュウキは噂や種族で判断した二人へ謝罪し、旅を共にした二人の良心を信じる事を打ち明ける。そして真心ある人間や妖怪の事を思い返し、その者達を信じてほしいと。 ランはこれまでの旅で出会ってきた者達の優しさに借りを作らない事を理由に復讐の話を断る。 禍津はその一連を不思議に思い、興味を示す。
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📝この頃からリュウキは何故この二人をわざわざ材料集めに協力させたのか、説実の試練の内容を察し始めている。
説実は因果を自力で断ち切らせ責任を負う事を選択させた。
何度目かの実験が終わりついに転送魔術道具が完成。禍津に使用し元の世界に帰還。 別れの際禍津がもう 一度ランへ人類へ復讐をするか聞くが、ランは名残惜しさも含め答えず。 リュウキと別れ地獄森に帰還したラン。説実は条件を守ったランへ約束通りソンを回収し連れて来る。 再会を果たしたランは手を繋ぎ双方体験話をしながら住処へと歩き出すのだった。
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📝ラン達が旅立つ頃には既にソンを発見し事情を説明しており、転送魔術道具完成まで天界で一時的に保護していた。
無論食事も人肉ではない上に統治神ファラグ等少々神々から教育も施されたようで本人は嫌がっていた様子。
꒰ঌ♥໒꒱「もちろん食物連鎖に肉は必要不可欠です。しかしですねソンくん。好き嫌いを無くすともっと健康的に、そして命の大切さに感謝する日が訪れますぞ。まずは人参からいただきましょう!」
後日しれっと地獄森に潜りランの寝床で寝る禍津を発見。蹴りながら叩き起こし話を聞くと禍津は一度行き来した場所はその後自由に訪問出来るとの事。 ほんの僅かに名残惜しく感じていたランは腹を立てるが禍津は気付かず。 また復讐がしたくなった際は自分を呼ぶよう言い残した禍津はその後気まぐれに顔を出すようになる。
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📝自由に行き来出来るようになってから禍津はまれに鬼の紅月など友人や知人も連れて来ている。
▶バッドエンド√ ランが鬼族に関し罵倒され怒り暴れるのを阻止する際禍津が身に着けている注連縄が切れ、雪白(真の姿)化。 唯一止められる紅月がその場にいない為力の暴走により周囲の寿命を食らい続け、ランやリュウキも死亡。誰も残らなくなったところで腹が膨れ暴走は沈下するが禍津独りになる。 見張り役を破棄しランやリュウキの試練を邪魔した者として説実が判決。異世界からの妨害とみなし断罪。 禍津を天界へ連行し長きに渡る神々への罰を受ける。










