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兄弟

  • 7月12日
  • 読了時間: 2分

☕「───リグ!帰って来てたんですね。その…何かありましたか?」

🦎「マスターに用があっただけです。外で待ち合わせをしているので彼が到着次第帰ります。…何か?」

☕「あ…、そ…そうですか。忙しい時に声を掛けてすみません…」


🧭「今の言い方はいただけないな。もう少し優しい言葉は掛けられないのか…?」

🔍「そうそう!扉の外から影が見えた時からレグがそわそわしてたの俺様や兄ちゃんは知ってるってわけ!」

🦎「羽音がうるさいので離れてくれます?」

🔍「むきー!インテリお兄様はほーんとに可愛げがないさー!!」

☕「む…むしさん、むしのお兄さん、リグは悪くないのでそんなにせめないでやってください…」

🦎「そうですよ、私は微塵も悪くありません。…もう良いですか?彼が来たようなので」


🧭「…君は弟よりも待ち合わせ相手を優先するのか?」

🦎「……その問いに意味はありますか?弟と違って随分と意地が悪いんですね」

🧭「君に言われたくないよ。…でも、そうだな…言い方が良くなかったようだ」

🦎「……」

🧭「外まで送るよ。…サン、すまないが君はレグと片付けの続きをしていてくれないか?」

🔍「兄ちゃんの頼みならどうって事ないさ~!ささっかわいこちゃん、もう日も暮れてるし俺様と食器洗いしよしよ!」

☕「え…は、はい!…リグ、また来てくださいね」



+ + + +


🦎「まだ何か?…貴方色違いなのでメフィストに目つけられますよ?危険なので近寄らない事ですね」

🧭「メフィスト?…メフィストフェレスの事か?確かガラル地方を中心に勢力を上げていたギャングの…」

🦎「トレジャーハンターなだけあって情報収集も身に着けているようですね。あの赤虫は馬鹿っぽいのでご存じではないように見えますが」

🧭「確かに弟は知らない。この情報は公共に出して良いものでもないはずだからね…。…もしかして、レグくんの事もそれが理由か?何故理由を話してやらないんだ…?」

🦎「そっちの方が彼の命が危険に晒されないと判断したからです」


👻「────おい。まだ話すなら先帰るぞ」

🦎「すみませんフロウさん。もう終わります」

🧭「待ってくれ」


🧭「そこまで警戒するのは何か他に理由があるんだろう。でもね?君はそれで良いかもしれないが、レグくんが一人で身を守れるようになるようフォローするのも兄の役目だと俺は思う。君がもし危険な場所で活動しているのなら尚更だ。君が万が一いなくなったら彼の事はどうする?彼は君を一番に愛し、頼っている状態なのに」

🦎「…行きますよフロウさん」

👻「……。」


去っていく二人の背中を見送りながら


🧭「…君は一体、何者なんだ」

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