仕返しそれはほんの日頃の仕返しのつもりだった。 彼はいつもやや早口でペラペラと喋りながら契約相手の啓音を茶化してくる天使らしくない天使だ。 そんな口達者な彼ことロキの驚く顔をどうしても拝めたくなったのか、啓音はやや強引に引っ張りロキへ口付けを交わした。 いつも振り回されているのはどちらかといえば啓音なのでたまには不意をつくのも悪くないと考えたのだろう。 それに一応好意もある。天使に恋などとどこぞの少女漫