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- reisetu
- 2024年11月3日
- 読了時間: 1分
Nとある街の住民の話
自由解釈存在という事がたまたまバレてなんとも思わないどころか気さくに話してくれる青年がいた。たまにそういう事もあるのだとか。
そんなある日。
N
「〜〜で、それでな、」
青年
(…Nさんの姿は人の想像次第って聞いてるけど…)
N
「ん、ぼーっと見てどうした?」
青年
「いや…これは予想なんだけどね」
N
「?」
青年
「Nさんはいつも仮面をかぶって素顔を見せてはくれないけれど、僕が仮面を外した姿を想像したらきみの瞳が見れるのか、な、っ、て、」
住民
「いつもあなたの事を話していましたよ。彼も花を貰って嬉しいと思います…ありがとう」
N
「………ああ。そりゃよかった」
花を添えるNに涙を流しながら感謝する住民達の声を聞き届ける。Nの表情は見えない。
そんなとある仮面をかぶった存在の話。
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